小学3年生の息子の為に選んだ「算数のテキスト」4選!

子育て

どのテキストなら子供が勉強に興味を持ってくれるのか?

前回の投稿では子供に「勉強に飽きさせない」工夫として
取り組む問題の”難易度”を徐々に上げていくことを紹介しました。

しかし、ただ”優しいだけの問題集”では子供が飽きてしまいます。
子供自身が、「こんな問題、分かってるよ。」なんて言い出します。
(それでも間違ったりするんですけどね。(笑))
また、”難しすぎる問題集”だと解けなくてやる気を失ってしまう。

大切なのは”目的に合った難易度”のテキストを見つける事。
それを必要なタイミングで子供に出してあげることが出来れば、
子供自身が「学習が進んでいる」と実感することが出来ます。

今では「算数が得意!」とまで言ってくれるようになりました。(笑)

では具体的に”難易度”に合った目的とそれに合ったテキストを紹介します。
(今回は小学3年生の算数のテキストを紹介。)

ステップ1 問題がとても易しい ⇒授業の進行具合を確認する為のテキスト 「教科書ワーク 算数3年」(啓林館)

まずはステップ1です。
紹介するテキストは「教科書ワーク算数3年」(出版:啓林館)
オールカラーで各章を”基本のワーク”、”練習のワーク”、”まとめのテスト”に分けて掲載。
教科書の内容に沿った解き方を”基本”から”応用”まで紹介。
見開き2ページの消化時間はおおよそ10分程度。
「答えと手引き」(解答)は切り離せて使え、”てびき”では答えに至るヒントが丁寧に説明されています。
付録として
計算ノート(学習した内容の計算式が掲載されている練習ノート)
算数ポスター(3年生で習う重要なテーマがポスターになっている)
わくわくシール(各章ごとに終了したページに貼れるご褒美のシール)
が付いています。
また、実力判定テスト(学期末ごとのテスト)やホームページテスト(Webからダウンロードして使えるテスト)が付いています。

使い方としては”授業の理解度を確認”するために使っています。
目次欄に学校で使っている教科書のページとそれにリンクしているページを一緒に紹介しているので、授業の進行を子供と一緒に確認できます。
付録の”実力判定テスト”、”ホームページテスト”は夏休み、冬休み中の学校課題の補足として便利です。

ステップ2 問題の難易度が学校の教科書と同じレベル ⇒子供自身に「できる!」を実感してもらうテキスト 「トップレベルの力をつける 小3算数 ハイクラステスト」(受験研究社)

ステップ2で紹介するのは
「トップレベルの力をつける小3算数ハイクラステスト」(出版:受験研究社)です。
難易度は教科書と同レベル、もしくは少し難しいくらい。
特徴として、各章を”標準クラス”と”ハイクラス”の2つの難易度に分けて掲載。
幾つかの章の理解度をまとめて確認する”チャレンジテスト”、学年末テストにあたる”そう仕上げテスト”も付いています。
見開き2ページの消化時間はおおよそ20分程度。

使い方としては主に”自習”に使っています。
問題の難易度は教科書より少し難しいくらい。解答を書くスペースも余裕があり、時間に余裕がある時など自習にはとても便利です。
「自分で考えて自分で解く」が実践できるので本人の自主性、自信にもつながっているようです。

ステップ3 教科書の内容より難しい ⇒子供に「応用力」を身に付けてもらうテキスト。 「中学入試をめざすトップクラス問題集徹底理解編 算数小学3年」(文理)

ステップ3で使っているテキストは
「中学入試をめざすトップクラス問題集徹底理解編 算数小学3年」(出版:株式会社文理)です。
内容は各章を難易度ごとに”標準クラス”、”ハイクラス(A,B)”に分けて掲載。
章ごとの最後には”復習テスト”があり、理解度の再確認が出来るようになっています。
また”トップクラスにトライ”というページではテキスト内での高難易度の問題にチャレンジできます。(巻末には「総しあげテスト」が付属)
見開き2ページの消化時間はおおよそ30分程度。
「答えととき方」(解答)には”解き方”や”アドバイス”で解答のコツや学習のポイントがまとめられていて便利です。

目的としては学校で習う内容からの学力の底上げに使っています。
学校では習っていない解き方、問題もあるので間違った理解や解き方をしないよう、
事前に「答えととき方」を私が読むようにしています。
”トップクラスにトライ”は無理にさせないようにし、本人が自信のある章や興味がある章であれば、私と一緒に解くようにしています。

ステップ4 かなり難しい内容のテキスト ⇒子供に「お父さん(お母さん)がいれば大丈夫!と実感してもらう。 「中学入試をめざすトップクラス問題集 算数小学3年 改訂版」(文理)

最後のステップ4で紹介するテキストは
「中学入試をめざすトップクラス問題集 算数小学3年 改訂版」(出版:株式会社文理)です。
難易度はかなり高いテキストになります。
各章を”標準クラス”、”ハイクラス(A,B)”、”トップクラス”に分けて掲載。
見開き2ページの消化時間はおおよそ30分以上。(難易度によりますが。)
「答えととき方」には解答と一緒に”解き方”が丁寧に説明されています。
文理さんから出版されているテキスト共通しているのですが、解答に丁寧な解説があって解法の説明に大変便利です。

問題の難易度が格段に高く、学校では習わない・上の学年で習うような内容も含まれています。
なので子供に対しては「分からなければ無理に解かなくていい」と言って、興味があれば本人が理解できるまで、丁寧に解説します。
本人も相当に難しい問題に挑戦していることは実感しているようで、「トップクラス」のページで正解を導き出せたときはかなりテンションが上がり、うれしいようです。

まとめ

  • ステップ1【優しい問題集で学校の勉強を再確認】
    ⇒学校での学習の進み具合を確認する。
  • ステップ2【教科書と同程度の難易度に自主的に挑戦】
    ⇒自主性と自信をつける。
  • ステップ3【ちょっと難しい問題に徐々に取り組む】
    ⇒考え方の幅を広げ、”やればできる”を実感してもらう。
  • ステップ4【かなり難しい問題に挑戦する】
    ⇒どんなに難しい問題でも必ず正解にたどり着けることを分かってもらう。

大切な事は子供が「何が分かって何が分からないのか」をよく理解すること。

そして子供が「分からない」と言ったら無理せず、難易度を下げて基本からしっかり理解できるようにすることだと思います。

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