日本経済新聞「2月3日・土曜日」を読んで

本日発刊の日本経済新聞、NIKKEIプラスから気になった記事を幾つか。

本誌より

1面 データで読む地域再生
「駅のない街」に1180万人。
寄稿:地域再生エディター 桜井祐介氏
自宅から最寄りの駅まで徒歩で1時間以上(半径にして約4キロ)かかる住民が
1180万人(総人口の1割弱)になるという。
元となるデータは2022年時点の駅の位置情報(国土交通省の登録データ)と
2020年推計の人口データによる。
ここ数年で駅の統廃合も進んでいる地域もあり、もっと悪くなっていると推測できる。
これに対して、自治体によっては事業費の負担をし、駅の新設・駅周辺の閑居いう整備を進めて
「魅力ある駅」化を進めて、より駅周辺に人を引き付ける方策をとっている所もある。
この10年間での人口減少が駅から半径4キロ圏内では2.3%に対して遣外だと
10.1%になる。
これに対して鉄道以外の交通手段(デマンド交通やライドシェア)を模索する、
あるいは
「ただ駅を残せばいいわけでなく『使える駅』にしなければ意味がない。
 そのためにも自治体が関与していく必要がある」(関西大学・宇都宮浄人教授)
と締めくくられている。
筆者自身、現年齢55歳(令和6年2月時点)
今は車の運転に自信があるので影響がないといえるが、
近年、高齢者の自動車事故(ペダルの踏み間違いや逆送)を見るたび、
「そろそろ、車以外の交通手段を考えないとなぁ」
と、思うことがある。
周りを見渡せば、自治体が運営している「周遊バス」や、
高齢者向けのタクシーチケットもある。
少しづつ”慣れ”て行くのもいいかもしれない。
そういえば、近所のスーパーが「乗り合いバス」を運営していた。
近日中に乗ってみるのもいいかもしれない。
老いの準備体操。

マネーのまなび
22面・被災住宅の支援策
”修理費を給付、ローンの猶予も”
寄稿:阿部真也氏
能登半島地震から1か月。
自然災害による自宅への被害に対して、公的な支援制度を紹介。

まず、必要なのは被害状況を公的に証明する「罹災証明書」。
これを自治体の窓口に申請する事から始まる。
その後、支援制度によって「給付」もしくは「融資」されます。
給付では
被災者生活再建支援制度、応急修理制度、災害弔慰金、災害障害見舞金が
紹介されています。
融資では
災害援護資金、災害復興住宅融資が紹介。
また、住宅ローンの返済に対しては金融機関に対して
返済条件の見直し交渉を勧めています。
自然災害が発生した場合、金融機関は条件変更に柔軟に対応してくれる。
どうしても返済が困難な場合、「自然災害債務整理ガイドライン」を利用し、
自己破産せずにローンの減免、自宅を手放す場合でも一定の現預金を手元に
残して以後の再建に向けることも出来るようです。
相談先は金融機関に「ガイドラインの利用」を申し出れば、
弁護士などの専門家が支援してくれるとの事。
ここで筆者からの一言。
まずは「罹災証明書」について。
必ず、被災した現状を何らかの方法で”保存”しておくこと。
カメラでの撮影でも何でもいい。
修繕してしまうと、罹災の証明にマイナスになってしまうことが
あるらしいです。
また、今回の記事では「地震保険」が紹介されていません。
私自身も「地震保険」はあまりお勧めできない。
保険料と補償内容が合わないように思います。
多額の保険料を支払って、少しの保証しか受けられないのでは
保険の意味がない。

マネーのまなび
24面「シニアのスマホ、費用抑える」
寄稿:宮田佳幸氏
ここ数年、ガラケーの通信サービスが終了を迎えてシニア層の「スマホ化」が進んでいる。
これに対応するように各通信会社がシニア層向けの割安プランを発表している。
「初めてスマホプラン+60歳からのスマホプログラム」(NTTドコモ)
「通話放題」(UQモバイル)
「スーパーだれとでも定額プラス」(ワイモバイル)
「やさしい音声プランS」(イオンモバイル)
など。
各社、メリットの違いがあり、
ドコモだとサポートが充実、UQや屋いモバイルだと基本料金が安く、国内通話がかけ放題(各社条件有)
大切な事は各社の条件(通話時間やデータ通信料)によって違いがあるので
現状のデータ量、通話時間等を目安にすること。
今使っている通信会社に相談すれば月間の通話時間やデータ量を教えてもらえるので、
それを参考にして選択するのがいい。

最後に「NIKKEIプラス」から
12面・すっきり生活
「厳寒も平気、ウェアで防寒」
寄稿:アウトドアライター 牛島 義之氏
まだまだ寒い日が続きますが、屋外での防寒対策を紹介。
衣服での防寒の基本「レイヤリング」。
要は重ね着で防寒効率を上げようと。
肌に触れる『ベースレイヤー』
2枚目に着て保温性を保つ『ミドルレイヤー』
一番上には追って雨や風をしのぐ『アウターレイヤー』
それぞれに役割を持たせてより、効率的に保温しようと。
また、足元や手首、首元や頭の保温も大事。
脂肪が薄く、皮膚の下に血管が通っているた0体を冷やしやすい。
防寒に優れている「スノーブーツ」や「ネックウォーマー」なども活用したい。
プラス1として、屋外での楽しみが焚やバーベキュー!
ここでの注意が、火を扱う際でのウェアの「穴あき」
焚火や炭を使った際の”火の粉”でウェアに穴が開いてしまうことがある。
さらにアウトドアウェアには防寒性に優れたポリエステルやナイロンの化学繊維が
よく使われているため、熱によって”縮み”が起きることがあるのだ。
対策として高温に強い「コットン製」のブランケットやジャケットを羽織る事。
コットン製なら多少、”焦げる”事はあっても穴あきなどには強いのだ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました