日本経済新聞【1月27日・土曜日】を読んで。

本日の日本経済新聞、並びにNIKKEIプラスから気になった記事を幾つか。

本誌より

マネーのまなび
「日本株、長期保有が肝心」
寄稿:編集委員 田村正之氏
内容としては今の日経平均株価と最近の日本人投資家からの
日本株売却に対する考察。
2024年初頭、前年の「さては日経平均株価バブル崩壊後の最高値更新か?」
といった期待感からやや離れて¥34,000‐を割り込んでスタート。
長らく低迷してきた日経平均への不信感のある日本人にしてみれば
「やっぱりかぁ。これは早めに売っておくほうがいいのか?」
と思うのは無理からぬ事。
記事の中で考察されているのは株価水準等の判断材料としてよく使われている
指標、PER、EPS、BPS、PBR、ROE、など。
各指標の詳細は省きますが、これらの指標から現在の日経平均株価の水準は
「割高」と言われる程ではない事。
さらに、ROE(自己資本利益率)の上昇基調・改善期待があるとしている。
東京証券取引所が各企業にROE改善を要請しているのに加えて、
日本のデフレ脱却がさらに企業のROE上昇を加速させるかもしれない。
記事の中では長期の目線での投資先として、日本株は魅力があるとしている。
ただし、気を付けたいことがある。
現在の日経平均株価の上昇はかなりの部分、海外勢の日本株買いとの
見方がある。
実際、データでの出ているがここにきてドル円相場が1ドル¥147円前後で推移している。
ドルベースでの日本株がやはり割安に映るのだ。
もし、このドル円相場が円高に進めば当然ドルベースの日経平均購入も止まる。
必要なのは必ず、自身の「リスク許容度」の範囲内で投資する事。
資金面でのリスク許容度はもちろんの事、気持ちの上でも大切な事。
「今、日本株を買って下がり始めたら…」
と、思うのは誰でも同じです。
要は「下がったとしても保有していられる金額」が
自身の「リスク許容度内」だということだと思う。

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